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NEW週末マイファーム2025.04.29

週末マイファーム|春らんまん、お庭でバラを育てよう!

バラのまち福山で「世界バラ会議」5月開催

福山市では1945年8月8日の空襲によって市街地の約8割が焼失し多くの命が失われました。しかし市民の手によって植えられたバラの花が発端となって「100万本のばらのまち」として復興、発展を続けています。 60年以上に及ぶバラの街づくりやローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)を大切に育み、今年5月に福山市で世界バラ会議が開催されます。世界から多くのバラ愛好家が集まるこの機に、バラの魅力や、お庭でバラを育てる楽しみについて考えてみましょう。
第20回世界バラ会議福山大会 2025:https://wrc2025fukuyama.jp
福山ばら祭 50年の歩みを振り返る:https://fukuyama-matsuri.jp/publics/index/47/

バラの花の魅力とは?

バラの原産地は、チベットやミャンマー、中国南部などですが、日本にも原産のバラもあり、品種改良にも使われて世界で愛されています。
バラは大きな花びらが幾重にも重なり、華やかで優雅な美しさを持っています。また、古代から香水の原料としても重宝されてきた芳醇な香り、そして世界中に2万種以上と言われる品種は、さまざまな色・形・香りで人々の多様な好みに応えてくれます。そんなバラの美しさや存在感は圧倒的で、他の花にはない「品格」や「気品」を感じさせることから「花の女王」と称されています。

「殿堂入りのバラ」を育ててみよう

「殿堂入りのバラ」とは、世界37か国からなる世界バラ会連合が、3年に1回開催する世界バラ会議において選出する「世界中で愛されている名花」です。
世界中のどの環境でも育てやすく普遍的な美しさを持つ、栄誉あるバラたちで、今までに18品種が殿堂入りしています。その中でも優しく清楚で美しく、育てやすいお勧め品種は「ピエール・ドゥ・ロンサール」と「アイスバーグ」です。
今回の福山大会ではどんな品種が選ばれるのかも楽しみですね。

ピエール・ドゥ・ロンサール

アイスバーグ

バラの薬効・効能

バラはその美しさだけでなく、古くから薬草としても使われてきました。
特にダマスクローズなどの香り高い品種や、イヌバラの果実であるローズヒップには、心と体にやさしく働きかける薬効や、レモンの約10~20倍ものビタミンCを含むなど豊富な栄養効果があります。

1. アロマテラピー
バラの香りには、自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる働きがあります。
2. スキンケア
バラの花びらから抽出されるローズウォーターには、抗炎症・保湿・収れん作用があり、肌荒れの予防、美白、エイジングケアに利用されます。
3. ホルモンバランス
特に精油に含まれる成分が女性ホルモンのバランスをサポート。
4. 抗菌・抗ウイルス
ローズオイルに含まれる成分には、細菌やウイルスを抑える働きがあり、喉の痛みや風邪予防に。

5. 消化器系のサポート
バラのハーブティーは、胃のむかつきや食欲不振、便秘やお腹の張りにもやさしく働いてくれます。
6. ダイエットサポート
ローズヒップに含まれる成分に脂肪の蓄積を抑える作用があります。

漢方生薬を原料としたバラの発根促進剤「アルムグリーン」

当社のアルム農材で製造販売する「アルムグリーン」は、日本で唯一、農薬登録取得した、バラを元気に育てる有機成長調節剤です。(適用植物:芝生、バラ、イチゴ)
京成バラ園をはじめ、全国のバラ栽培でご使用いただいており、人にも環境にも優しい資材で安心してお使いいただけます。

アルム農材「アルムグリーン」:https://www.almnet.co.jp/item/alm-green/