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NEW週末マイファーム2025.06.26

週末マイファーム「この夏、お庭に“カバープランツの美しい緑”を」

お庭づくりを考えるとき、多くの方が「雑草が大変だから」と、コンクリート舗装などを選びがちです。たしかに雑草の処理は手間がかかりますし、毎日忙しい暮らしの中では「何も植えないほうがラク」と思ってしまいますね。

しかし、コンクリートで固めた庭は、真夏には50℃以上に達することもあり、建物の温度上昇や室内の冷房効率の低下にもつながります。また、見た目にも無機質で、心の安らぎを感じにくい空間になりがちです。

そこでおすすめしたいのが、“グランドカバープランツ”という選択。これは、地面を覆うように広がる植物のことで、雑草の発生を抑えながら、見た目も涼しげで美しい庭を実現できるスマートな方法です。しかも、しっかり選べば、手間も水やりもほとんど不要。緑の力で自然な温度調節ができ、見た目にも心にも優しい空間が生まれます。

例えば、

・ダイカンドラ
丸くてやわらかい葉が密に広がり、ふかふかの緑のじゅうたんに。踏圧にも比較的強く、芝生代わりにもなります。

ダイカンドラは、茎が伸びすぎてしまったら適宜切り戻しをして、風通し良く育てましょう。切り戻しをすることで生長も促進できます。冬の寒さで枯れてしまった地上部の葉や茎を刈り込んでおくと、春に新芽が美しく芽吹きます。

・クラピア
暑さにも寒さにも強く、柔らかな葉茎が芝生の約10倍のスピードで被覆し、美しく密なグリーンカーペットになるので、雑草対策を兼ねた花のかわいいグランドカバープランツとして人気があります。

クラピアのグリーンカーペットは地表の温度上昇を和らげる効果があり、市街地のヒートアイランド対策や、砂漠や乾燥地の緑化植物として海外でも取り入れられています。生長すると地中深くまで根を伸ばすことで水やりの手間も削減。CO2吸収固定能力も高いクラピアは、緑あふれる街並みを未来へとつなぐサステナブルな緑化植物として人気です。

どれも丈夫で繁殖力があり、春から秋にかけて長く楽しめるものばかり。育て方のポイントはしっかりした根を育てること。オキホームの別部門で作るアルム有機農材は、素早い根づくりが特徴です。子供たちやペットが安心して遊べる癒しの庭は、手間をかけずに手に入れることができます。
植物の健全な成長に「アルム純」:https://www.almnet.co.jp/item/alm-jun/

この夏、家づくりとともに、お庭のことも少しだけ見直してみませんか?
カバープランツが広がる緑のお庭は、暑い季節を快適に、そして気持ちよく過ごすための大きな味方になります。手間もお金もかけず、自然の力を暮らしに取り入れる――そんな賢い選択が、これからの住まいづくりにはピッタリです。