こんにちは。
福山市で注文住宅のことならおまかせ!オキホームです。

今回ご紹介するリフォーム事例は、日本遺産「鞆の浦」の大正から昭和初期の町並みを復元し、伝統を守るための「鞆の浦町並み保存事業」を行ったお客さま邸です。

＜外観before＞

＜外観after＞

このお宅は鞆町伝統的建造物群保存地区の中にあり、福山市によって歴史的景観の保全を図るため外観を統一する事業が進められています。
今回はその事業の一環として昭和9年にお客さまのご祖父さまが建築されたお家で、これまでに一部、増築やリフォームをされていた住宅に着手されました。
今回の大規模リフォームでは、建築当時の古い白黒写真を参考に、当時の姿に戻すために手を加えています。
外観は、アルミサッシを特注の木材の窓枠やデザインに変更。瓦や外壁も、町並みを保存するために決められた資材を使用し、復元しました。

＜リビング工事中＞

＜リビングafter＞

お家の内部は、バリアフリーで現代的な空間に。
元は少し天井が低かったのですが、天井高を上げて解放感のある空間に仕上げました。
構造で使われている柱は、建築当時の資料を基にそのまま使用しています。天井の梁も当時のままですが、木材に塗装を施し、白い天井との対比を楽しんでいただけるようにしました。

＜キッチン＞

ぐるりと回遊できるアイランドキッチンの床材には、塩ビタイルを選ばれました。
塩ビタイルは、滑りにくい素材で、掃除もしやすいのが特徴です。リビングと違う素材で、デザインにメリハリが生まれました。

＜2階ホール＞

2階ホールを広めに取り、フリースペースとして活用できるようにしました。
ティーテーブルを置いて、ご家族でお茶を楽しむ場所などにお使いいただけます。
こちらの窓からは鞆の浦の花火も楽しめるそうです。

＜趣味室＞

ご夫婦共同で使われているお部屋は、リラックスしたり趣味の時間を楽しむのにぴったりです。お子さまが帰省された際には、ここで寝泊まりもできるようになっています。

今回の事例では、お客さまより「断熱性能の高い暖かい家にしたい」とのご要望もあり、内窓を取り付け、断熱効果を高めました。

このお客さま邸は、歴史を保護する観点と、お客さまの快適さの双方からアプローチした、大規模リフォームを行いました。
オキホームでは、今回のような大規模リフォームも承っております。

代々受け継いだお家を大切に守りたい、次代につなげる家にリフォームしたいといった方もぜひ弊社へご相談ください。