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週末マイファーム2024.05.30
週末マイファーム|お庭で育てるオーガニック「ミニトマト」
日差しが強くなり、いよいよ夏野菜本番の季節がやってきました。
今回は、先日花配りでお配りした苗「ミニトマト」についてのお話です。
お庭で育てる夏野菜の中でも、真っ赤な実をたくさんつけるミニトマトは格別です。植え付けから収穫まで、色づきのグラデーションなど、家族で楽しめるのもマイファームならでは。
トマトより先輩格だったミニトマト
トマトの原産地はアンデス高原。太陽がさんさんと降り注ぐカラッとした気候で、昼夜の温度差があり水はけのよい土壌です。
そんな地域で生まれた最初のトマトは、いわゆる大玉のトマトではなく、ミニトマトの仲間であるチェリートマトだったそうです。
ミニトマトはトマトから品種改良されてできたものと思いがちですが、野生の植物だったトマトのご先祖はかわいいサイズだったようです。
同じ量で比べると、トマトよりも栄養価が 高いミニトマトは、 たくさんの栄養が凝縮して含まれています。中でも、特に注目したいのが「リコピン」。 美肌・美白効果があるほか、生活習慣病やがんの予防にも効果的といわれています。
食べ方は、主にサラダなどでさっぱりと食べる印象ですが、最近は煮込んだり焼いたりといった温かいトマト料理も一般的になり、楽しみ方も無限大。たくさん収穫できた時は煮詰めてトマトソースにし冷凍保存しておくと、パスタやスープ、グラタンなど一年中重宝します。
トマトを有機栽培で育てるための注意点
①苗を植えつける時は発根促進するアルム顆粒をひとつまみ植え穴にまく。
②肥料は、やりすぎると実のつきが悪くなったり病気や虫を呼んでしまうので、控えめに与えるようにする。
③水持ち水はけの良い土にするために、アルム有機土壌改良材OKY999をすき込む。(良質のたい肥と一緒にするとさらに良い)
④うどんこ病などが心配な時は、漢方生薬でできた保護材アルム凛を少し濃いめに希釈して、葉の裏面まで散布する。
⑤成長するとミニトマトの植物は重くなりますので、支柱を設置して上手にサポートしましょう。
ミニトマトは大玉に比べて強く、無農薬でも育てやすいものが多く販売されています。花配りでお届けした「アイコトマト」も、病気に強くてたくさん収穫できる人気の品種です。
上手な保存方法
プチトマトの保存法は、水洗いしてペーパーでよく水を拭きジップロックなどに入れ、きっちりフタをして 、野菜室でなく冷蔵室で保存! 野菜室よりもフレッシュさが長持ちしますよ。
みなさんもこれからの季節、ミニトマトを栽培しておいしく召し上がってくださいね。