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家づくりについて2021.10.05

よりナチュラルな暮らしを。珪藻土や漆喰の壁。そして新しい壁紙の話―営業スタッフの内緒話―

こんにちは。
福山市で注文住宅のことならおまかせ!オキホームです。

オキホームでは、以前よりなるべく自然素材を使用した、心にもカラダにも心地よい家づくりを心掛けてきました。その中には、古くから日本で使われていたものもありますし、最新のものもあります。今月の営業スタッフの内緒話では、珪藻土や漆喰といった、古くからある素材と、最近私たちが発見した、おもしろい壁紙についてご紹介したいと思います。

まずは、珪藻土について。
藻類(植物性プランクトン)の一種である、珪藻(ケイソウ)の化石から造られる珪藻土は、二酸化ケイ素が主成分で、多孔質で吸湿性などが特徴です。珪藻土は、それ自身は固まる性質がないため、副資材として固める素材を混ぜ合わせて壁材にしています。調湿作用・抗菌性・防カビ性・消臭などの効果があります。

次に漆喰です。
漆喰は、サンゴ礁が長い時間をかけて地殻変動した、石灰鉱脈から採掘される、石灰石が主原料です。珪藻土は20世紀になってから建築に用いられるようになりましたが、漆喰はお城の白壁に使われるなど、古くから日本の建築に利用されてきました。
珪藻土と同じく、調湿作用・抗菌性・防カビ性・消臭などの効果があります。

こうして書き出してみると、素材が違うだけで、どちらも効果は同じと思われるかもしれませんが、若干珪藻土の方が、調湿作用が高いなど、微妙な違いはあります。
また、漆喰と珪藻土を混ぜ合わせて、内壁に使う方法など、自然素材がお好きな方にとっては、どちらもオススメの素材です

ただし、どちらも一般的な壁紙よりコストが高くなってしまうという欠点があります。
そのため断念されるお客さまもいらっしゃり、ニーズにお応えできないのを残念に思っていました。

そんな時知ったのが、株式会社ナガイさんから販売されている、「エコフリース」です。
パルプなどの自然素材を主原料として、壁紙でありながら塗り壁のような美しい表情を再現し、漆喰や珪藻土に劣らない、透湿性・耐久性が魅力の商品です。

まさに塗り壁の特徴を活かしつつ、ビニールクロスのお手軽さを兼ね備えた、エコで心身にやさしい素材です。
自然素材を活かした家づくりに興味のある方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
気になる方は、私たち営業スタッフにお気軽にご相談くださいね♪