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週末マイファーム2022.05.31

週末マイファーム~今が植え時、サツマイモ栽培の魅力~

こんにちは。
福山市で注文住宅のことならおまかせ!オキホームです。

5月の週末マイファームでは、家庭菜園で人気の作物「サツマイモ」をご紹介します。

サツマイモは今この時期に(5月頃)苗を植えると、秋(10〜11月)に収穫できます。連作障害が起きにくく、痩せ地でもよく育って手間がかからず、収穫量も多いので家庭菜園のスタートにピッタリ
黒っぽい土を掘り起こして赤いお芋がゴロゴロ出てくると、収穫の喜びもひとしお!子どもたちにとっては感動の瞬間ですね。

最近は育てやすくて美味しい品種が色々登場しているので、何種類か植えれば、秋には品種違いの食べ比べなど、上級クラスの楽しみ方もできそうですね。家族でワイワイ、身近な自然と触れ合いながら週末マイファームを楽しみましょう!

栽培方法:マイナビ農業
https://agri.mynavi.jp/2018_10_19_44530/

◆瀬戸内の飢饉を救ったサツマイモ

さつまいもはビタミン・ミネラルなどの必要な栄養素が豊富で栄養価が高く「準完全栄養食品」とされている優れた野菜です。しかも貯蔵性が高いこともあって、日本では江戸時代に、徳川吉宗によって凶作時の救荒作物として全国各地に広がりました。

享保の大飢饉と呼ばれるこの時期、ここ瀬戸内海地方でも史上最大の凶作に陥っていました。しかし何故か大三島だけは、薩摩藩でしか栽培が許されていなかったはずのサツマイモが作られていたことで、餓死者を出すことなく被害を免れられたそうなのです

飢饉の多かった故郷である瀬戸内に、危険をおかして薩摩藩から内緒でもらい受けたサツマイモを広めたのは、下見 吉十郎(あさみ きちじゅうろう)という人物でした。

彼は瀬戸内海の大三島(おおみしま)に生まれましたが、凶作続きで4人の子を失い、その霊を慰めるために出た旅先でこのサツマイモに出会ったのでした。小さな仏像に穴を開けて種芋を隠して持ち帰り、瀬戸内に広めたのです。

多くの人を救った人物として慕われ、今も甘藷地蔵(かんしょじぞう:甘藷とはサツマイモのことです)として島内や近隣各地に祀られているそうです。
しまなみ海道を訪れる時は、ぜひ一度訪ねてみたいものですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/下見吉十郎

その後も、日本では戦後の食糧難も含めて無数の命をサツマイモがつないだと言われています。

◆サツマイモの美味しい食べ方、保存法

意外にも、サツマイモはダイエットに適しているってご存じですか
ご飯と同じ量だと1/3近くローカロリーなのです。その上、食後血糖値の上昇が緩やかなので太りにくい上、血糖値スパイクも防いで生活習慣病予防にも良いと言われています。

収穫後は土を洗い流さずに、新聞紙などに包んで冷暗所で保存した方が長持ちします
また追熟で甘味が増すので、収穫してからすぐではなく2週間くらい保存してから食べると、より一層美味しく食べることができるそうです。

マイファームでできたサツマイモを、いろいろ試して楽しんでくださいね。