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家づくりについて2022.10.18
バリアフリーのお家を建てる時に気を付けたいポイント
こんにちは。
福山市で注文住宅のことならおまかせ!オキホームです。
弊社でお家を建てるお客さまは、20代の若いご夫婦から終の棲家を建築したいシニア世代の方まで幅広いのが特徴です。
その中には、バリアフリーを意識したお家づくりをされる方もいらっしゃり、今後もこうしたご要望は高まっていくと感じています。
そこで今回は、バリアフリーのお家づくりについてご紹介します。
玄関周りの工夫|スロープ・広めの土間
まず玄関周りに目を向けると、玄関ポーチを広くとったり、玄関土間を少し大きめに造るのがおすすめです。玄関にあらかじめスロープを設置してもいいですし、足腰に不安を感じてから、スロープをレンタルしてもいいかと思います。その際に、玄関が狭いとスロープが置けないこともありますので、広めにとっておくのです。
お家の中の間取りや建具の工夫|廊下幅・扉・手すり
次にお家の中の工夫としては、まず廊下などの移動するスペースを1mぐらいにし、車イスでもスムーズに移動できるようにしておきます。
また家の中の扉を、上から吊り下げる吊り戸の引き戸にしておくと、床のレールがなくなるので、ひっかかりがなく転倒を予防することができます。
階段やトイレといった場所に、手すりを付けたい方も多いかと思います。手すりはシニアの方がすぐにお住まいになるなら、取り付けておいてもいいのですが、下地さえ入れておけば、後から取り付けることも可能です。
介護を意識したお風呂
洗い場が広く、湯船をまたぐのが楽になっているデザインのお風呂がTOTOなどから出ています。すぐに介護を考えている方で、入浴サービスを利用せず、ご家族で入浴をサポートする予定の方は、こういったお風呂を導入するといいかもしれません。
ただし、お風呂の大きさが一般的なお風呂よりも大きくなってしまう点を、ご留意ください。
バリアフリー住宅で気を付けること
いずれ介護をするから、いずれ老いるからと、今は必要ないのにバリアフリー化したお家を建てる必要はないと私たちは考えています。
なぜなら、若いころに生活をしやすいお家と、年齢を重ねてから暮らしやすいお家は違うからです。さらに、介護保険で賄えるリフォームやレンタルがあるため、資金的にも最初からバリアフリーにするよりお得になることもあるのです。
バリアフリーのお家の建築や、バリアフリーリフォームについては、ご家族の状況によってご提案内容が変わります。今回の投稿を一例に、バリアフリー化をご検討中の方は、何が必要かご検討していただければ幸いです。