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週末マイファーム2024.09.26

週末マイファーム「庭木の剪定適期と剪定枝の利用方」

厳しい暑さの夏もようやく終わり、ふと気づくとお庭の緑が伸び放題になっていたりしませんか。今回は庭木の剪定についてのお話と、剪定枝のインテリアでの楽しみ方などをご案内します。

庭木の剪定、やって良い時期、悪い時期。

庭木の剪定は、美しい庭を保つための大切な作業です。適切な時期に剪定を行うことで、木々が健康に育ち、庭全体を生き生きと整った印象にすることができます。まず、剪定の適期についてお話しましょう。

一般的に庭木の基本的な剪定時期は、夏剪定(4〜6月)と、冬剪定(10〜2月)の年2回で、それぞれ剪定の目的や方法が異なります。
夏剪定は樹木を健康に育てるための軽いメンテナンスという位置付けです。そして冬剪定は樹木が休眠している間に行う剪定で、次の年にきれいな形で成長できるように樹形を整えます。一方、気温が高い真夏の時期(7〜8月)の剪定は避けましょう。この時期は樹木が最もエネルギーを消耗する時期なので、更なるダメージを与えてしまう可能性があります。

剪定の効果

剪定は、見た目を整えるだけでなく、植物の健康を維持するためにも大切です。風通しを良くすることで病害虫の発生を防ぎ、光を十分に取り込むことで植物がより元気に育ちます。
そしてまた、冬に向かっていく季節に、お部屋の中まで明るくする効果もあるのです。

剪定後に出る枝や葉は思った以上に沢山ですので、そのまま捨てるのはもったいない気がして堆肥化を考えたりするものですが、剪定枝は落ち葉などとは異なり堆肥にするまでに長い期間が必要となり、活用まで長いサイクルがかかってしまいます。

剪定枝の楽しい利用法

今回ご紹介するのは、剪定枝の中から形の良い枝や葉を選んでリーススワッグを作る方法です。 松やヒイラギがあればクリスマスのリースやスワッグにぴったりですし、その他の枝でもドライフラワーリボンなどで季節感を出すことができます。わが家で育ったグリーンを活かして、オリジナルのインテリアアイテムを作るのはとても楽しく豊かな時間になるでしょう。

簡単な作り方

作り方は剪定した枝を適度な長さにカットし、円形にまとめてワイヤーで固定します。その上に好きな飾りを追加していくだけです。スワッグの場合は、枝を束ねて先端をまとめるだけでナチュラルな雰囲気が出せます。これらのアイテムは、玄関リビングに飾ることで、お庭の延長としてお家の中でも自然を感じられる空間を作り出してくれます。

庭木の剪定は手間がかかる作業ですが、こうして剪定枝を活用することで、庭仕事がさらに楽しくなります。ぜひ、お庭の手入れを楽しみながら、剪定枝で作るわが家だけの季節のインテリアを楽しんでみてください。

プロにお願いする時は。

庭木の剪定はプロにお願いしたい、という方には、剪定時期は秋から冬にかけての寒い時期にするのがおすすめですが、ちょうどこの時期は「お庭をきれいにしてから新年を迎えたい」というご要望が多く殺到するため、予想外に長く待つことになる可能性があります。業者に依頼することを検討されている方は、早めのご相談がおすすめです。