新年明けましておめでとうございます。
本年も皆様にとりまして、幸多からんことをお祈り申し上げます。

近年国内外で異常気象や、気象変動による災害が数多く起きています。これらの原因の一つである地球温暖化による世界の平均気温の上昇を抑え、気象変動リスクを回避するために、カーボンニュートラル（脱炭素社会）の実現に向けて取り組む必要があります。

なぜこれらを達成する必要があるか、その理由として、
① 持続可能な社会の実現
② 経済競争に勝つこと
が挙げられています。これから生きる子供たちが安心して暮らせる世界を残していくために持続可能な社会を作る必要があること。また経済の面でも、もはや気象変動リスクは無視することができない問題です。その対策が足りない企業は消費者から選ばれず、経済競争に生き残っていくことはできない時代になりつつあります。

住宅においては、省エネ基準（①外皮性能基準：断熱性能、②一時エネルギー消費基準：エネルギー消費量）への段階的な適合義務化が実施されます。現在すでに省エネ関連施策は始まっていますが、2025年からは義務化となり適合していない住宅は建てられないことになります。しかしこれらの基準は、住宅においては健康で快適な生活を送る上でも喜ばしいことでもあります。

今年は世界が脱炭素社会に向け大きく動き出します。SDG‘ｓに代表される持続可能な社会の実現に向けて共に取り組んでいきましょう。

株式会社オキ
代表取締役
沖 裕人