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週末マイファーム2023.10.31
週末マイファーム「家族で楽しむソラマメ栽培」
こんにちは、週末マイファームのみなさん!
今月は、家族での楽しみを広げてくれるオススメ作物ソラマメのご紹介です!
ソラマメは栽培期間はちょっと長めですが、比較的簡単なので、家族で成長を眺めたり収穫したりと楽しい思い出を作ることができますよ。
ソラマメは、何となく和風感のある豆ですが、じつは世界最古の農産物と言われていて世界中で愛されています。特にイタリアでは5月になると、生のソラマメをペコリーノチーズと赤ワインで食すのははずせない習慣だそうです。
週末マイファームで採れた新鮮なソラマメで、世界のソラマメレシピを味わってみるのも楽しいですね。家族みんなで調理を楽しめば、きっと食卓を囲みながら楽しい会話と笑い声が広がりますね。
収穫する時期で異なるレシピ
そら豆の旬は4~6月。収穫の時期によってもおすすめの食べ方は異なります。
4月ごろは豆が若くてみずみずしいので、まずは、塩ゆでやサヤごとの丸焼きなど、シンプルに味わうのが一番です。意外ですがさやの中のワタの部分も甘くて美味しいですよ。
次にガーリックソテーや天ぷら、春野菜のパスタなど、意外に幅広いレシピで楽しむことができるので、新しい美味しさにチャレンジするのも楽しいですね。
収穫期の最後には水分が減って皮が厚くなりますが、豆の風味が強くなって、ポタージュなどにすると、これまた美味しくいただくことができます。
家族全員にうれしいソラマメの栄養
ソラマメは、とっても栄養成分のつまった魅力的な作物です。
・糖質とタンパク質が主成分のソラマメは、すみやかにエネルギー補給できるので、子どもたちのおやつにもピッタリ!
・ビタミンB1が多く、疲労物質である乳酸やアルコールの分解を助ける働きがあるので、お酒のおつまみにもピッタリ!
・葉酸や鉄分も豊富で、その鉄分の吸収を高めるビタミンCも多く含んでいるので、貧血改善や美肌効果、免疫向上など女性にもうれしい効果。
・ソラマメに含まれる「レシチン」という成分は、血液中のコレステロールを減らしたり、脳の活性化に働きかける性質があるといわれています。
ソラマメ栽培の基本は「土」と「根っこ」
ソラマメは、晩秋に植えて小さな状態で冬越しさせます。ゆっくりじっくり育てて、春に空に向かって実をつけるのが空豆の特徴です。
連作障害が多いと言われるソラマメ栽培では、できれば4~5年はマメ科野菜を育てていない畑を使う方が良いとされていますが、そういう場所がない場合は、しっかりと土づくりを行いましょう。水はけ水持ちの良い肥沃な畑をつくるためには、質の良い有機質の堆肥をたっぷり入れて土づくりを行っておくことが大切です。
また、ミネラルを補充して土のバランスを整えてやれば、連作障害を軽減することができます。
有機JAS適合の「OKY-999と「Dr.放線菌」で微生物バランスを健康な状態に整える土づくりを行い、その上で「アルム真」を定期的に水やりすることで、根張りの力がミネラルを充分に吸い上げてくれるため、元気なソラマメを育てることができます。
注意点はアブラムシ対策
ソラマメでよく問題となるのが春先につくアブラムシです。色々な病害もアブラムシが媒介するものが多いので、この対策はとても大切です。
「アルム凛」は、プロ農家さんがアブラムシ対策に、シルバーマルチ(キラキラが嫌いな性質を利用)との併用を効果法として使用されています。「アルム凛」は天然生薬原料の保護材なので、ポイントは事前に散布すること。
発生してしまってからでは農薬で防除するほかありませんので、ソラマメの花の開花前と、花が咲いて鞘ができた頃に予防的に使用すると安心です。
要領をつかめば無農薬でおいしいソラマメを収穫することができます。イタリアの家庭ではサヤまで料理して美味しく食べるそうですが、そんなことにもチャレンジできますね。
来年の春を目指して、この秋ぜひソラマメを植えてみましょう。
ソラマメの育て方参考ページ
https://agri.mynavi.jp/2019_11_17_95492/