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2020.12.29
Withコロナ時代に適合した住まい方とは。2020年最後のご挨拶
こんにちは。
福山市で注文住宅を手がけています、オキホームの代表取締役社長 沖裕人です。
今年2月より全世界で影響が出た新型コロナウイルスは、冬に入りその勢力が増してきました。そうした中で、人々の住まいに対する要望に変化が生まれています。
住宅に求める条件の変化を、株式会社リクルート住まいカンパニーが調べたのですが、その結果は以下のとおりです。
1位 仕事専用スペースが欲しくなった 25%
2位 宅配ボックスを設置したくなった 24%
3位 通風に優れた住宅に住みたくなった 23%
この他にも、住宅の広さ、抗菌&抗ウイルス、通気&換気、冷暖房効率、そして遮音・日当たり・庭など、約7割の人が住まいに求める条件に変化が起きているそうです。
まず、ウイズコロナ時代の住宅のあり方として求められるのは、「寝食働分離」です。従来、日本人の暮らし方には、保健衛生上食べるところと寝るところは分けた方が良いという考え方があります。
これに「働く」という要素が追加され、家族との団らんの場にも、集中できるスペースを設けるというものです。
次に、住宅に求められる抗ウイルス対策について、注目される代表的な建築材料として、光をエネルギーとしてウイルスなどを炭素と水分に分解して無害化する「光触媒」。また、主成分である消石灰がもつ強アルカリ性による抗ウイルス・消臭・調湿機能がある「漆喰(しっくい)」があります。
最後に室内換気について。
2003年7月以降の建物であれば、建築基準法によって、24時間換気システムがついています。2時間で室内の空気をほぼ入れ替えることができますので、まずはきちんと使うことが大切です。
キッチンの換気扇も大容量なので、こちらも有効です。定期的なフィルター掃除も、忘れないようにしましょう。
内閣府による意識調査によると、在宅時間は以前よりも平均約3時間以上増加し、新型コロナウイルス終息後も在宅時間を増やしたいと考えている人が、6割以上にのぼるそうです。
働き方改革と相まって、今後はさらに自宅での時間を大切にする意識が強くなってくることでしょう。
私どもも、今まで以上に住宅建築の重要性を感じています。
激動の2020年もあと数日。コロナ禍ではありますが、来るべき年が皆様にとって幸多からんことをお祈り申し上げ、今年最後の投稿を締めくくらせていただきます。
今年一年も地域の皆様にお世話になり、心よりお礼申し上げます。
※誠に勝手ではございますが、オキホームは2020年12月27日~2021年1月3日まで休業いたします。1月4日より営業を再開いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
(緑町モデルハウス・福山支店は1月2日より)