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床下収納庫と床下点検口

以前の家づくりでは、キッチンに床下収納庫があり、そこを外して点検口にもなる、一石二鳥の造りが主流でした。
ですが最近は、パントリーなどキッチン周りの収納が増えて、少し物の出し入れがしづらい床下収納庫の需要は減ってきており、床下点検口のみを設置するケースがほとんどです。

床下点検口はなんのためにある？どこに造る？

床下点検口は、シロアリや水漏れなど、床下に人が入って点検や作業をするために造っています。
そのため、キッチンや洗面脱衣室といった、水回りの近くに点検口を設けるのが基本です。
オキホームの場合、キッチンと洗面脱衣室の二か所に点検口を設置するのがデフォルト。
逆にいいますと、水回りから離れた場所に設置してしまうと、這って現場を見に行くので、きちんと点検ができないこともあります。

点検口の位置を少しずらすケース

洗面脱衣室の中でも、浴室に近い場所に点検口を造るのが基本ですが、珪藻土のマットを敷く方や、バスマット下の細かな段差が気になる方は、ほんの少し位置をずらすことも。
その他には、タンスなど物を置く場所に設置すると、いざという時に使えないので、そのような場所も避けるようにしています。

普段は使わないけれど、いざという時に役立つ床下点検口。
細かい部分ですが、お家に欠かせない設備の一つですので、気になることがあればいつでもご相談ください。